宝塚市長の自己弁護
昨日(7月2日)の宝塚市議会では、自民党の桑原議員から投げかけられた質問に対する答弁として、山崎市長が自己弁護を行っていたが、実に興味深く、市長の性格が十分うかがえる内容であったので、簡単に紹介させていただきます。
(問)市長は選挙中のビラで、「宝塚の財政悪化はフェイクニュース・・」と記していたが、どういうつもりであったか。(答)自分としては「宝塚の財政に問題はない」などと言ったつもりはなく、そのビラも、自分の知らない間に配布されたものである。(私見:普通の市民はそのビラの意図を「宝塚の財政に問題はない」と受け止めたはず)
(問)そのビラの発行責任者は「OPEN宝塚」と記されているが、この団体は市長の後援会ではないのか。(答)政策協定は結んでいたが、自分の後援会ではない。(私見:たとえ正式の後援会でないとしても熱心な支持者にちがいなく、いかにも自分に責任は及ばないような言い方をするのはいかがなものか)
(問)市長は、「自分は中川市長の後継者ではない」と述べたことがあるが、どういう意味か。(答)「中川市長の後継者」と自分で名乗ったことはなく、中川市長から後継指名も受けていない。(私見:選挙では中川市長とその支持者が全面的に応援していた。立憲、社民、共産などの各党も中川市長の後継者として応援したはず。また市長のホームページでも「中川市政の継承・発展・・」と記されている)
以上は私が把握した要点であって、雰囲気もうまく伝えられていないと思う。興味のある人は、間もなく市議会のホームページに録画がアップされるので、桑原議員の一般質問で見て下さい。私は、市長はウソをつく人ではないが、なんでもコトバの上の理屈だけで考えてしまって、誰もが納得できないようなおかしさに気づかない人だと思う。これでは弁護士もむつかしかったのではないだろうか。