宝塚市予算特別委員会総括質問
私が予算特別委員会で行なった総括質問に対する市長・当局の答弁と、それに対する私の意見を簡単にまとめました。当局の答弁は、議事録を確認したいところですが、それができるのはまだまだ先のことなので、私の印象にとどまるものであることをご了承ください。質問はいずれも市長宛にしたつもりですが、答弁はいずれも、理事、関係部長らの幹部によるものです。
1.質問:予算作成において、市長が最も留意したことは何か。答弁:予算作成上の考え方は施政方針に示した通りであるが、特に職員全員の能力を向上させ、市民に今迄以上に貢献できるようになることを重視した。私見:もっと行財政の方向性を左右するようなことを重視すべるき。
2.質問:予算作成において、山崎市長が中川市政からの脱却を目指された点があるとすればそれは何か。答弁:施政方針では、今迄にない考え方を打ち出したところもあるが、特に中川市政からの脱却を目指したものではない。私見:中川市政からの脱却がなければ、行財政の大きな改善はないと思われるので、残念。
3.質問:予算作成において、市長選挙のときのスローガンに沿った予 算措置があるとすればそれは何か。答弁:○△○△・・・ 私見:細かいことをいろいろ並べられたが、市長が積極的に行なった予算措置というほどのものはない。
4.質問:予算作成において、市長が意識的に廃止した事業、または大幅に予算を減額した事業があるとすればそれは何か。答弁:○△○△・・・ 私見:細かいことをいろいろ並べられたが、いずれも市長が意識的に行なった予算措置とは思われない。市が新しい事業に取り組んでいくためには、旧来の事業の見直しも必要なはずであるが、市長にそのような主体性・積極性はない。
5.質問:予算の中で民生費が46.33%も占めているが、これについて市長はどのような認識を持っているか。答弁:近隣市も民生費が40%以上となっており、宝塚市が特に高いというわけではない。民生費の中には児童福祉なども含まれており、市の未来の発展につながる部分である。私見:私は民生費の比率を軽々しく下げろというつもりはない。ただ、民生費の増大により、市の未来の発展につながるような事業がほとんどできなくなっていることは事実。市長並びに市の幹部には、この事実に真剣に向き合う姿勢が感じられない。
宝塚市政に強く関心を持っている方は、市のホームページで「2022年宝塚市施政方針」「2022年度宝塚市の予算」などもご覧下さい。それぞれグーグル検索で簡単にヒットできると思います。(終わり)