市立宝塚文化芸術センターについて

宝塚で今年6月、市立文化芸術センターという、文化的な施設が新たに開館した。開設が決まったのは私が議員になる前のことで、私の周囲(普通のサラリーマン)では「そういう施設は今はいらない」という声が圧倒的だったと思う。しかし、議員には芸術に関心が高い議員が多いらしく、議会では賛成多数で開設が決まったらしい。 

市の担当部署に入場者数などを聞いてみると、ほとんどが公園として解放されている庭園か、無料で入場できる玄関ホールへの入場者であって、有料の入館者数はごく少数のようである。予想通りである。新設の施設であり、市が所有している芸術作品もほとんどないことから、市民の作品か現代アートを主に展示することになるらしいが、「市民にホンモノの芸術を見せたい」(責任者)と力説しても、いったいどういう基準で選ぶのか。

前の記事

山本太郎とMMT理論

次の記事

会派を離れました。