水力発電について
暑い季節を迎えると、サラリーマンとして研究所の総務に勤務していたとき、電気のデマンド管理で苦労したことを思い出す。エアコンの使用などで電力消費量が上がり、契約電力をオーバーしそうになると、警報が鳴るのである。契約電力をオーバーすると、関西電力にペナルティーを支払わなければならない。また、そうでなくとも本社から一律5%の節電命令が来たりする。
電気を作る方式としてベストなのは、水力発電だと思う。いろいろ問題があることは承知しているが、発電所さえ建設してしまえば、燃料代はタダであるし公害も発生しない。水力発電では、水の力によって、水車を回して発電する。水車の形式としては、ペルトン水車(写真左)、フランシス水車(中)などがある。ペルトン水車は、水見た目にも水車小屋の水車と同じであるが、水路の高低差が確保できるところではこの方式でも十分で、有名な黒四ダムなどはこの方式だそうである。ダムの写真は田子倉ダム(涼風を感じとってください)。